臨床研修センター

先輩/指導医からのメッセージ

指導医からのメッセージ

消化器内科医師 丸山 喬平

2014年帝京大学医学部卒業
初期研修中にローテーションした消化器内科で内視鏡を用いた腫瘍性病変の治療や、緊急処置にスタッフが一丸となって臨む姿に興味を持ち、初期研修修了後は同科に入局。同大学院でも内視鏡治療を中心に従事し、現在は総合内科にて専門科以外の分野も経験している。

本院のプログラムについて

現在1年目では内科24週、外科、小児科、産婦人科、精神神経科をそれぞれ4週、救急科を12週のうち8週、2年目で救急科4週と地域医療4週が必須項目となっています。2年目のローテート科については研修途中でもある程度希望が反映されるため、自由度の高い研修が可能です。

本院のすばらしさ

施設自体もきれいで、働きやすい環境です。
大学病院のため、専門性の高い症例が集まる一方で、common diseaseも多く扱うため、経験できる症例は豊富です。
また他科との間の垣根が低く、相談・連携のしやすい環境かと思います。
大学病院のため、研修同期は帝京大学出身者が多くを占めます。
しかし他大学出身者も馴染みやすい空気があり、お互い協力・刺激し合いながら研鑽を積んでいる印象です。

研修医を指導していて感じることや研修医とのかかわり方

初期研修中に得られる知識や経験はその後の医師人生の基盤となるものなので、進路がある程度固まっている人も、出来るだけ様々な科をローテートし、最低限の知識、技術を習得して悔いの残らない2年間にしてほしいです。
また、自分も研修医とはなるべくコミュニケーションの機会を持つようにしており、周囲も質問や相談をしやすい環境・関係を作ろうと心掛けている先輩や上司が多いように思います。

将来本院で研修を目指す学生へのメッセージ

近年の国家試験では実際の臨床現場での知識を問われる問題も多くなってきており、実習の比重が年々高くなってきているように思います。まずは幅広い知識と思考力を身につけるよう一生懸命頑張ってください。
また、病院によって患者さんの傾向や力を入れている分野、職場の雰囲気は異なるため、積極的に見学に行き、先輩の意見を聞いたりして、自分に合った研修先を選択してください。
当院にも是非気軽に見学しに来ていただければと思います。