帝京大学医学部附属病院

放射線画像データの一部消失について

このたび当院において、放射線画像データの一部が消失していたことが判明いたしました。 患者の皆様の個人情報を機器の不具合により消失してしまい、深くお詫び申し上げます。

2018年に実施した放射線画像保存システム機器更新時に、放射線画像を保存する機器から一部の画像データが移行できなかったことがわかりました。データが移行できなかった理由は電子カルテで閲覧する放射線画像を保存していた放射線画像保存機器の容量不足により、画像保存に使用する機器が故障し、保存されていた画像データを正確にもとに戻すことが出来なかったためと推測されます。

機器のデータ移行時の不具合による画像の消失であるため、個人情報の流失や漏えいの恐れはありません。またデータ移行ができていなかった画像は2016年以前に撮影された画像の一部であり、撮影から少なくとも6年以上が経過しており、画像診断に影響を及ぼしたとの報告はございません。

改めて個人情報について重要性を深く認識し、データ移行を行う場合にはより慎重な対策を講じ、このようなことを再び起こすことのないように努めてまいります。 

20221115
帝京大学医学部附属病院
病院長 坂本 哲也

 

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