
無痛分娩(和痛分娩)は、主に「硬膜外鎮痛法」と呼ばれる麻酔を使って、お産の痛みを和らげます。 背骨の間から硬膜外腔と呼ばれるところに柔らかく細い管を入れて、そこから痛み止めのお薬を入れていきます。 「無痛分娩」と「和痛分娩」のどちらも聞いたことがあるかもしれませんが、実は双方に明確な言葉の定義はありません。 施設によって麻酔方法の違いで名称を分けているところもあれば、無痛分娩または和痛分娩のどちらかの名称を採用しているところもあります。 当院でも、これまでは実際のイメージに合った 「和痛分娩」という表現を使用してきましたが、この度、国内でより一般的に普及している「無痛分娩」に名称を統一することにしました。
詳しくは、当院の無痛分娩用パンフレット「無痛分娩の麻酔についてのご案内」をご参照ください。
具体的な麻酔の方法、無痛分娩の手順や流れ、メリットやデメリット、無痛分娩による母体・胎児・分娩への影響、合併症のリスクなどをご説明しております。
合わせて、下記「無痛分娩Q&A(日本産科麻酔科学会)」でもわかりやすく解説しております。
当院での無痛分娩は、下記の方が対象となります。(2023年1月現在)
①無痛分娩をご希望の方
②計画分娩(分娩誘発)をご承諾いただける方
▼以下の方は「対象外」となります。
・産婦人科、麻酔科診察にて無痛分娩ができないと判断された方
・計画分娩をご希望されない方
▼注意点
・計画分娩を予定していても、それ以前に自然陣痛が発来した場合、また破水した場合は、無痛分娩をお受けできない可能性があります。
・現時点では、休日・祝日の計画分娩(無痛分娩)は対応しておりません。
・夜間まで分娩が及んだ場合、安全面を考慮して無痛分娩を継続できない可能性があります。
当院で妊婦検診を受けている方は、産科外来で産科医師にご相談ください。
他院で妊婦検診を受けている方は、紹介状をご持参のうえ、下記手順で予約してから当院産科外来を受診してください。
※受診予約については、当院医療連携室へご相談ください。
※その他の無痛分娩に関するお問い合わせは、産科外来にご相談ください。
無痛分娩の導入費用 15万円 (加えて、通常の分娩費用がかかります。)
無痛分娩の外来受診費用 無料 (無痛分娩にご興味がある方は、お気軽にご受診ください。)
柿沼 玲史 | 麻酔科専門医、麻酔科指導医 |
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安田 篤史 | 麻酔科専門医、麻酔科指導医 |
長尾 瞳 | 麻酔科専門医 |
池田 祐亮 | 麻酔科専門医 |
原田 真依 | 麻酔科専門医 |
本庄 鷹浩 | 麻酔科専門医 |
山田 亜沙美 | 麻酔科認定医 |
齋藤 彩香 | 麻酔科専門医 |
重松 純子 | 麻酔科認定医 |
生井 彩香 | 麻酔科専門医 |
早瀬 千栄 | 麻酔科専門医 |
吉田 雄喜 | 麻酔科認定医 |