災害用ヘリポート
地上19階建ての帝京大学医学部附属病院の屋上には災害時の救急搬送に対応できるヘリポートが設置されています。これにより、東京都災害拠点病院として、大規模災害における迅速な救急医療活動の範囲がさらに広がりました。
着陸帯の強度は航空機の種類や型式を予想し機体全備重量8.6tまで耐えられる強度とし、ヘリポートの広さは23m×23.4mになります。
お知らせ
2014年6月1日付で東京消防庁と「回転翼航空機に搭乗して救急業務に協力する医師の派遣に関する協定書」を締結いたしました。
この協定は、一刻を争う救急事故現場等に救急ヘリにて医師派遣を行うことやヘリポートを利用した重篤患者の受入れを目指すものになります。
今後も東京都災害拠点病院として迅速な救急医療活動を目指し、治療困難な重症患者受入れにも対応できるよう取り組んで参ります。
1.ヘリが着陸します
2.スタッフが専用EVで屋上へ上がります
3.患者さんをストレッチャーへ移し替えます
4.専用EV使用し救急部門へと搬送します
上記の写真は「2009年度東京都・世田谷区・調布市合同総合防災訓練」の一環として、世田谷区の自衛隊中央病院から東京消防庁のヘリコプターによる負傷者の広域医療搬送訓練の様子です。
2011年に発生した東日本大震災時には、福島の病院より救急患者さんが搬送されてきました。