
<肝臓>
あらゆる肝臓病に対して豊富な経験を有し、幅広く診療しています。B型・C型ウイルス肝炎については、田中教授は日本肝臓学会の治療ガイドライン作成において中心的な役割を果たしており、
経口抗ウイルス薬による治療について十分な経験を持っています。肝癌についても消化器外科・放射線科と連携し、手術、ラジオ波焼灼術、経カテーテル動脈化学塞栓術、経口抗癌薬治療など、
個々の患者さんの病態に応じた治療を行っています。2018年4月にはラジオ波焼灼術を中心とした豊富な肝癌治療の経験を持つ淺岡准教授が赴任しました。
厚労省が指定難病としている自己免疫性肝炎や原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎など自己免疫性肝疾患については、他の施設から多くの紹介患者を受け入れ診療に当たるとともに、
田中教授は新薬の治験、診療ガイドライン作成の主導、一般向け・専門医向けの講演、国内・海外において研究成果の発表などを行っており、国内ではリーダー的存在です。
また、他施設ではほとんど経験がないと思われる小児期発症の希少難治性肝・胆道疾患についても、小児科医・小児外科医と連携して成人期に達した患者さんの紹介を積極的に受け入れ、
スムーズな移行期医療の推進に努めています。
<胆道・膵臓>
ここ数年、胆道癌、膵癌、胆嚢炎・胆管炎、膵炎など胆道・膵臓疾患の患者さんが急増しており、有住講師を中心として診療に当たっています。
緊急治療を要する患者さんには24時間体制で対応してする一方、胆道・膵臓癌の患者さんに対しては消化器外科・腫瘍内科と緊密に連携しながら、
一人一人の患者さんの目線に立った丁寧な診療を心がけています。
<消化管>
癌診療と救急医療を軸に、炎症性腸疾患や機能性消化管障害など多くの疾患について専門性の高い診療を行っています。
癌診療については、食道・胃・十二指腸・大腸の早期癌に対する先端的内視鏡治療を、小田島准教授を中心に複数の熟練医が日々行っています。
また、外科、腫瘍内科など関係部署と協調して初診から治療までスムーズに行えるシステムを構築し、最適な治療を速やかに提供できるよう心がけています。
救急医療については、救急診療部門と密に連携を取りながら24時間体制で対応しており、消化管出血や腸閉塞といった緊急を要する際は、適宜内視鏡等の治療を行っています。
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患に対しては、2017年6月より下部消化管外科と共にIBDセンターを設立し、新規薬剤の導入など最新治療を積極的に取り入れながら、
患者様個々のニーズに合わせた治療を目指しています。また、慢性便秘症や過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア等の機能性消化管疾患の診療にも力を注いでおり、山本教授を中心に、
生活の質の向上を目指した診療を行っています。
大腸内視鏡検査を受けられる方へ、下剤別に内視鏡検査を受けるまでの流れを動画で解説しています。
医師名 | 近影 | 職位 | 専門分野 | 詳細情報 |
---|---|---|---|---|
田中 篤 | ![]() | 教授 | 消化管 肝臓 ウィルス性肝疾患 自己免疫性肝疾患 | |
山本 貴嗣 | ![]() | 教授 | 消化管 消化管機能性疾患 薬剤性消化管傷害 | |
淺岡 良成 | ![]() | 准教授 | 消化管 肝臓 肝細胞癌 ラジオ波焼灼療法 分子標的治療 | |
小田島 慎也 | ![]() | 准教授 | 消化器(消化管) 消化管腫瘍に対する内視鏡診断・治療 | |
阿部 浩一郎 | ![]() | 准教授 | 消化器(消化管) | |
有住 俊彦 | ![]() | 講師 | 消化器(胆膵) | |
三浦 亮 | 助教 | 消化器(肝臓) | ||
青柳 仁 | 助教 | 消化器(消化管) | ||
丸山 喬平 | 助教 | 消化器(消化管) | ||
磯野 朱里 | 助手 | 消化器(消化管) | ||
松本 康佑 | 助手 | 消化器(肝臓) | ||
本田 卓 | 助手 | 消化器(消化管) | ||
清水 友貴 | シニアレジデント | |||
山下 麻由 | シニアレジデント | |||
梶田 航平 | シニアレジデント | |||
德冨 遥 | シニアレジデント | |||
植村 伶央 | シニアレジデント | |||
澁谷 悠希 | シニアレジデント | |||
八児 逸平 | シニアレジデント | |||
櫻井 美代子 | 医師 | |||
生坂 顕 | 医師 | |||
青木 直晃 | 医師 | |||
芳賀 幸 | 非常勤医師 | 消化器(消化管) |